ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ラットの疾患モデルにおける、ケルセチンによる結腸癌細胞のアポトーシスと増殖の抑制

Quercetin's effects on colon cancer cells apoptosis and proliferation in a rat model of disease

著作名:
Sajjad Tezerji
Fatemeh Nazari Robati
Hamid Abdolazimi
Azadeh Fallah
Behrouz Talaei
出典:
Clinical Nutrition ESPEN
2022
48
441-445
DOI:
10.1016/j.clnesp.2022.01.004
キーワード:
結腸癌
ラット
ケルセチン
アポトーシス
動物実験
要旨:
発癌性物質のアゾ毒素で惹起した結腸癌のモデルラットを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンを投与すると、対照群と比較して結腸の癌細胞が減少した。ケルセチンはβ-カテニンとBcl-2の発現を阻害し、カスパーゼ-3の発現は促進した。すなわち、ケルセチンによる癌細胞のアポトーシスを示している。