ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

カテキンとケルセチンとの組合せが糖尿病モデルラットの肝グルコース代謝に及ぼす影響

Effect of Combined Treatment with Catechin and Quercetin on Hepatic Glucose Metabolism in Diabetic Rats

著作名:
Byoung Rai Lee
Pyoung Sim Park
出典:
Journal of the Korean Society of Food Science and Nutrition
2022
51
12-18
DOI:
10.3746/jkfn.2022.51.1.12
キーワード:
糖尿病
ラット
カテキン
ケルセチン
空腹時血糖値
肝解糖
肝糖新生
相乗効果
動物実験
要旨:
高脂肪食とストレプトゾトシンで惹起した糖尿病モデルラットに、カテキンとケルセチンとの組合せを投与した。組合せは、それぞれの単独投与時よりも低い空腹時血糖値を示した。肝解糖系酵素のグルコキナーゼ・ホスホフルクトキナーゼ・ピルビン酸キナーゼの活性は糖尿病が低下するが、その回復も、単独投与より組合せが良好であった。また、糖尿病が活性化した肝糖新生酵素のグルコース-6-ホスファターゼ・フルクトース-1,6-ビスホスファターゼ・ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼに関しても、組合せが単独投与より良好に低下した。