ケンフェロール・ケルセチン・カテキンによる慢性てんかんの治療の可能性: in silicoおよびin vivo研究
In Silico and In Vivo: Evaluating the Therapeutic Potential of Kaempferol, Quercetin, and Catechin to Treat Chronic Epilepsy in a Rat Model
- 出典:
- Frontiers in Bioengineering and Biotechnology
- 2021
- 9
- 754952
- DOI:
- 10.3389/fbioe.2021.754952
- 要旨:
- ペンチレンテトラゾールで惹起した慢性てんかんのモデルラットを用いる、ケルセチン・ケンフェロール・カテキンの薬効評価。フラボノイドの投与は3種ともに、ポジコンで用いた既存薬レベチラセタムと同等に発作を低減し、行動を改善した。てんかんによって低減したシナプス小胞蛋白質SV2Aの回復効果も、レベチラセタムと同等であった。別途実施した分子ドッキングでは、3種ともにSV2Aへの親和性がレベチラセタムよりも高かった。