妊娠期と授乳期に、母ラットの胃粘膜にアクリルアミドを曝露した際の子への影響と、ケルセチンによる改善
Histological Effects of Gestational and Lactational Acrylamide Exposure on the Fundic Mucosa of Adult Albino Rat Offspring and the Possible Ameliorative Role of Quercetin
- 出典:
- The Egyptian Journal of Histology
- 2023
- 46
- 847-865
- DOI:
- 10.21608/EJH.2022.112931.1622
- 要旨:
- 妊娠期と授乳期における、アクリルアミドの子ラットに対する悪影響と、ケルセチンの保護効果を検証した。妊娠6日目から生後21日目まで、アクリルアミドを胃挿管で投与して胃粘膜を刺激した。その結果、生後21日後の子ラットは、粘膜が損傷し、表面粘膜細胞が脱落し、PAS陽性細胞が減少した。しかし、アクリルアミドの投与2時間前にケルセチンを投与しラットの子では、この様な異常が見られなかった。