ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

肝線維症を抑制する、ウイキョウ油/ケルセチンを含むナノカプセルの役割: 包括的な最適化とin vivo評価

Role of fennel oil/ quercetin dual nano-phytopharmaceuticals in hampering liver fibrosis: Comprehensive optimization and in vivo assessment

要旨:
ケルセチンとウイキョウ油を封じ込めたカプセルの表面を、ヒアルロン酸でコーティングした粒径36.78 nmのナノ粒子を調製した。ヒアルロン酸はケルセチンの放出が持続する上、時間依存的にHepG2(ヒト由来肝癌細胞株)中に蓄積する性質を得た。四塩化炭素で惹起した肝線維症のモデルラットにナノ粒子を投与すると、肝線維症マーカーを有意に減少した。ナノ粒子はまた、肝機能を改善し、酸化ストレスと炎症性サイトカインの両方を下方調節した。