パルミチン酸で誘発したKeap1/Nrf2経路を介する腎細胞損傷の緩和に関する、アディポネクチンとケルセチンの影響
Impact of adiponectin and quercetin on alleviating palmitic acid-induced kidney cell damage through Keap1/Nrf2 pathway
- 出典:
- Gene Reports
- 2021
- 25
- 101362
- DOI:
- 10.1016/j.genrep.2021.101362
- 要旨:
- ヒト胎児由来腎細胞株HEK-293を、高パルミチン酸濃度下で培養し、腎損傷のシミュレーションとした。Nrf2およびKeap1遺伝子の発現は、対照細胞と比較して有意に変化した。ケルセチンとアディポネクチンは、keap1遺伝子の相対的発現を有意に減少させ、用量依存的に酸化/抗酸化バランスを改善した。