激しい運動後の筋損傷と炎症マーカーに対する、ケルセチン摂取の効果
Effects of Quercetin Supplementation on Markers of Muscle Damage and Inflammation after Eccentric Exercise
- 著作名:
- Kevin S. O’Fallon
- Diksha Kaushik
- Bozena Michniak-Kohn
- C. Patrick Dunne
- Edward J. Zambraski
- Priscilla M. Clarkson
- 出典:
- International Journal of Sport Nutrition and Exercise Metabolism
- 2012
- 22
- 430–437
- DOI:
- 10.1123/ijsnem.22.6.430
- 要旨:
- 36名の健常者を対象とする、ケルセチンの激しい運動に伴う筋損傷と炎症マーカーへの影響を検証した臨床研究。肘屈筋を行った後、ランダムに2群に分け、ケルセチン1000 mg/dayもしくはプラセボを7日間摂取した。反対の腕で同様の運動を行い、さらに5日間の摂取期間を設けた。筋力・筋肉痛・安静時の腕の角度・上腕の腫れ・クレアチンキナーゼ活性・血中のIL-6およびC反応性蛋白質を評価した。その結果、いずれの項目で群間に有意差がなく、ケルセチンの介入効果は否定された。