ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

胎児の脳の発達における、シプロフロキサシンとケルセチンの効果: 生化学的および組織病理学的研究

Effects of ciprofloxacin and quercetin on fetal brain development: a biochemical and histopathological study

著作名:
Zumrut Dogan
Aymelek Cetin
Ebru Elibol
Nigar Vardi
Yusuf Turkoz
出典:
The Journal of Maternal-Fetal & Neonatal Medicine
2019
32
1783-1791
DOI:
10.1080/14767058.2017.1418222
キーワード:
妊娠ラット
シプロフロキサシン
胎児
ケルセチン
脳保護
動物実験
要旨:
妊娠したラットに抗生物質シプロフロキサシンを投与すると、妊娠20日目の胎児(帝王切開で採取)の発育に悪影響を及ぼした。特に脳神経に損傷を与え、出血を引き起こし、マロンジアルデヒドが上昇した。しかし、ケルセチンの共投与はこの様な異常を回避し、胎児の脳を保護した。