ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ネットワーク薬理学とin vitro実験による、ケルセチンの抗炎症効果の評価

Assessing the anti‑inflammatory effects of quercetin using network pharmacology and in vitro experiments

著作名:
Jingwen Zhang
Hongyan Li
Wei Wang
Hong Li
出典:
Experimental and Therapeutic Medicine
2022
23
301
DOI:
10.3892/etm.2022.11230
キーワード:
マクロファージ
RAW 264.7
リポ多糖
ケルセチン
抗炎症作用
ネットワーク薬理学
PI3K/Akt
要旨:
リポ多糖で刺激したマクロファージRAW264.7における、TNF‑α・IL‑6・IL‑1βの上昇は、ケルセチンが濃度依存的に抑制した。蛋白質間相互作用のネットワーク解析は、Aktがケルセチンの標的であることを示唆し、遺伝子ゲノム解析ではPI3K/Aktシグナル伝達の調節による抗炎症作用を示唆した。