ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ヒト角膜上皮細胞内の活性酸素種を抑制するケルセチンナノ粒子と没食子酸エピガロカテキン(EGCG)の組合せ、眼に送達する感熱性ゲル製剤

Suppression of Intracellular Reactive Oxygen Species in Human Corneal Epithelial Cells via the Combination of Quercetin Nanoparticles and Epigallocatechin Gallate and In Situ Thermosensitive Gel Formulation for Ocular Drug Delivery

要旨:
ケルセチンをPLGAナノ粒子に担持した。このナノ粒子とと没食子酸エピガロカテキン(EGCG)を組合せると、ヒト角膜上皮細胞の活性酸素種を除去した。また、両者を含む感熱性ゲルは、適切なゲル化温度と時間を示し、眼への薬物送達の可能性を示唆した。