ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

発情期マウスの子宮筋層にカドミウムが誘発した構造的および機能的変化は、ケルセチンが改善する

Quercetin ameliorates the Cadmium induced structural and functional changes in myometrium of estrus mice

著作名:
Gissa M. Jose
K. Bharavi
Afroz Jahan
G. Srinivasa Rao
出典:
The Pharma Innovation Journal
2022
11, Special Issue 2
1899-1903
DOI:
?
キーワード:
カドミウム
マウス
ケルセチン
子宮保護
オキシトシン
動物実験
要旨:
カドミウムで惹起した子宮筋層の機能および構造の変化は、ケルセチンが効果的に改善した。カドミウムを投与したマウスの子宮筋層では、オキシトシンの活性が低下したが、ケルセチンの共投与で正常化した。ケルセチンの単独投与でもオキシトシンの活性低下が見られたが、ケルセチンのエストロゲン特性を示唆している。カドミウムの子宮組織への影響として、腺上皮の変性変化と内層上皮のうっ血が認められたが、これらもケルセチンが正常化した。