ケルセチン・アミノ酸・金属イオンの自己組織化によるマルチターゲット薬と、アルツハイマー病治療薬への応用
Develop potential multi-target drugs by self-assembly of quercetin with amino acids and metal ion to achieve significant efficacy in anti-Alzheimer’s disease
- 出典:
- Nano Research
- 2022
- 15
- 5173–5182
- DOI:
- 10.1007/s12274-021-4066-8
- 要旨:
- Fmoc-トリプトファン・ケルセチン・鉄イオンより、配位結合と静電気力で自己組織化した、ナノ粒子を得た。ナノ粒子により、ケルセチンのバイオアベイラビリティが大幅に向上し、アミロイドβ凝集を減少させた。また、活性酸素とアミロイドβオリゴマー/フィブリルに起因する毒性を除去して、相乗的な治療効果を示した。