ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ルッコラ種とその成分ルチンは、炎症状態・酸化ストレス・腎臓損傷分子-1(Kim-1)/シスタチンCの発現を標的として、ゲンタマイシンがラットに誘発した腎毒性を改善する

Ameliorative Effect of Eruca sativa Seeds and Its Rutin on Gentamicin‑Induced Nephrotoxicity in Male Rats via Targeting Inflammatory Status, Oxidative Stress and Kidney Injury Molecule-1 (KIM-1)/Cystatin C Expression

著作名:
Reda Salah-Eldin Abdelkader
Nadia Mohamed El-Beih
Samir Attia Zaahkouk
Enas Ali El-Hussieny
出典:
The Indonesian Biomedical Journal
2022
14
74-83
DOI:
10.18585/inabj.v14i1.1766
キーワード:
ゲンタマイシン
ラット
ルッコラ種
ルチン
腎保護
動物実験
要旨:
ゲンタマイシンで惹起したラットの腎毒性を、ルッコラ種抽出物とその主成分ルチンが改善した。ゲンタマイシンがもたらした、血中のクレアチニン・尿素・ナトリウム・カリウム・TNF-α・IL-1βの上昇を抑制し、腎臓損傷分子-1(Kim-1)およびシスタチンCをコードするmRNA発現を下方調節した。精製したルチンの投与は、より良好な保護効果を示した。