ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイドを多く含む食品の摂取と、中高年女性の発癌リスクとの関連

Dietary intake of selected flavonols, flavones, and flavonoid-rich foods and risk of cancer in middle-aged and older women

要旨:
中高年の女性を対象に、フラボノイド(ケルセチン、ケンフェロール、ミリセチン、アピゲニン、ルテオリン)を多く含む食品の摂取と発癌との関連を調べた、疫学研究。食事質問票に回答した38,408名の女性(45歳以上)のうち、3,234名が追跡調査中の11年半の内に癌を発症した。解析の結果、フラボノイドを多く含む食品の摂取と、全癌および部位特異的癌の発生率との間に有意な関連は認めなかった。