ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ルチンはNLRP3インフラマソームにおけるASCの発現を調節する: アルコールおよびセルレインが誘発したラットの膵炎モデルでの研究

Rutin modulates ASC expression in NLRP3 inflammasome: a study in alcohol and cerulein-induced rat model of pancreatitis

著作名:
Ravikumar Aruna
Arumugam Geetha
Periyanayagam Suguna
出典:
Molecular and Cellular Biochemistry
2014
396
269–280
DOI:
10.1007/s11010-014-2162-8
キーワード:
ラット
膵炎
ルチン
アポトーシス関連スペック様蛋白質
NLRP3インフラマソーム
動物実験
要旨:
エタノールとセルレインで惹起した膵炎のモデルラットを用いる、ルチンの薬効評価。ルチンの共投与は、膵マーカー酵素・酸化ストレスマーカー・炎症マーカー・カスパーゼ-1・サイトカインをを有意に低下した。また、カスパーゼ活性化/補充ドメイン(CARD)含有アポトーシス関連スペック様蛋白質(ASC)が集合したNLRP3インフラマソームに関して、ルチンはmRNAと蛋白質の両レベルで発現を低下した。