ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

毒素が媒介する肝毒性における、炎症性サイトカインと酸化ストレスに対するルチンの効果

Effect of rutin on proinflammatory cytokines and oxidative stress in toxin-mediated hepatotoxicity

著作名:
Noura AlDrak
Manal Abudawood
Sherifa S. Hamed
Sabah Ansar
出典:
Toxin Reviews
2018
37
223-230
DOI:
10.1080/15569543.2017.1354305
キーワード:
ラット
ルチン
肝保護
抗酸化作用
抗炎症作用
動物実験
要旨:
鉛でラットに肝毒性を惹起し、ルチンの薬効を評価した。鉛がもたらした肝中のAST・ALT・TNF-α・IL-6・IL-1βの上昇と、抗酸化酵素の活性低下は、ルチンが改善した。ルチンはまた、肝組織の病変をほぼ正常近くに改善した。