ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソラムネチンはmTORシグナル伝達経路を阻害して、リポ多糖が誘発した急性肺損傷を軽減する

Isorhamnetin alleviates lipopolysaccharide-induced acute lung injury by inhibiting mTOR signaling pathway

要旨:
マウスと肺胞上皮細胞の両方をリポ多糖で刺激して、急性肺損傷の動物もしくは細胞モデルとした。イソラムネチンは、mTORシグナルの活性化を阻害し、肺胞上皮細胞のオートファジーを促進して、vivoとvitroの両方で肺損傷を軽減した。イソラムネチンはまた、リポ多糖がもたらした肺胞上皮細胞のアポトーシスも阻害した。