ケルセチンは脂肪の褐変を末梢的に促進して、脂肪移植片の生存を改善する
Quercetin May Improve Fat Graft Survival by Promoting Fat Browning Peripherally
- 出典:
- Aesthetic Plastic Surgery
- 2022
- 46
- 2517–2525
- DOI:
- 10.1007/s00266-022-02857-z
- 要旨:
- 脂肪顆粒をヌードマウスに皮下注射して脂肪移植する際の、ケルセチンの同時注射の有無を比較した。ケルセチン群は対照群と比較して、より高い体重保持率を示し、SIRT1・HSP60・UCP1・PPARγ・VEGF-Aの発現は、遺伝子と蛋白質の両方のレベルで活性化した。またケルセチン群では、末梢脂肪褐変がより高い頻度で発生した。