無症候性高尿酸血症患者の血中尿酸濃度と脂質プロファイルへの、新規に固定された栄養補助食品の組合せ効果
Effects of a Novel Fixed Combination of Nutraceuticals on Serum Uric Acid Concentrations and the Lipid Profile in Asymptomatic Hyperuricemic Patients
- 出典:
- High Blood Pressure & Cardiovascular Prevention
- 2016
- 23
- 381–386
- DOI:
- 10.1007/s40292-016-0168-x
- 要旨:
- 無症候性高尿酸血症患者60名を対象とする、栄養補助食品Zinutrik(ルチン、カフェイン、バイカリン、ケンフェロールを含む)の臨床研究。ランダムに2群に分け、30名がZinutrikを1日1錠服用し、残る30名がプラセボを摂取した。4週間の服用期間後には、介入群の血中尿酸値が7.9 ± 0.9から7.0 ± 0.7 mg/dLに低下し、プラセボ群との有意差を示した。また、LDLの減少・HDLの増大・Framinghamリスクスコア(10年以内の虚血性心疾患発症の予測)においても統計的な有意差を認め、Zinutrikの効果を実証した。