ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチン・ルチン・ケンフェロールを含む20種の医食相同性植物の抗骨粗鬆症研究: 中医学特性・in vivoおよびin vitro活性・潜在的メカニズム・食品の機能性

Antiosteoporosis Studies of 20 Medicine Food Homology Plants Containing Quercetin, Rutin, and Kaempferol: TCM Characteristics, In Vivo and In Vitro Activities, Potential Mechanisms, and Food Functions

著作名:
Dayue Shen
Yating Feng
Xilan Zhang
Le Gong
Jing Liu
Yuanping Li
Hui Liao
出典:
Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine
2022
2022
5902293
DOI:
10.1155/2022/5902293
キーワード:
総説
骨粗鬆症
ケルセチン
ルチン
ケンフェロール
医食相同性
要旨:
ケルセチン・ルチン・ケンフェロールの骨粗鬆症に対する効果を、中医学の立場で論じた総説。この総説の目玉とも言うべき中医学の章では、医食相同性の植物20種に関して、四気および五味の位置付けを行い、論文に報告された薬理作用を列挙した。その上で、骨粗鬆症に該当する文献を選び出し、フラボノイドとの関連に言及した。続く臨床研究の章では4件の論文を取上げているが、イヌリンもしくはω-3脂肪酸の効果であり、フラボノイドを介入食をする試験ではない。動物実験の章では、卵巣摘出・加齢・糖質コルチコイド誘発・メタボリックシンドローム・リポ多糖誘発の各骨粗鬆症モデルに論文を分類した。メカニズムの章では、TGF-β-Smad・FGF・Wnt/β-カテニン・RANKL・NF-κBの各シグナル伝達を論じている。最後の機能性食品の章では、調味料・飲料全般・茶・その他健康食品に言及した。