フラボノールによる循環器疾患の標的化: 最新情報
Targeting Cardiovascular Diseases by Flavonols: An Update
- 出典:
- Nutrients
- 2022
- 14
- 1439
- DOI:
- 10.3390/nu14071439
- 要旨:
- 臨床研究のデータを中心に、フラボノールの循環器疾患に対する効果をまとめた総説。まず、主な食物性植物のケルセチン・ケンフェロール・ミリセチン・イソラムネチンの含有量の一覧表を掲げた。動物実験およびvitro実験は、心房細動・心筋炎症および炎症マーカー・心筋の虚血再灌流・高コレステロール血症・動脈石灰化・心肥大・内皮不全・その他心保護で論文を分類した。臨床研究に関しては、直近5年分の論文を対象に、内皮機能・脂質プロファイル・血圧・その他循環器保護に分類してフラボノールの効果を論じた。