ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

創傷を治療する、ケルセチンを担持したトランスファーソームによる局所送達: in vitroおよびin vivo評価

Topical delivery of quercetin loaded transfersomes for wound treatment: In vitro and in vivo evaluation

著作名:
Marwa Abdallah
Demiana I. Neseem
Omaima N. Elgazayerly
Aly A. Abdelbary
出典:
International Journal of Applied Pharmaceutics
2021
13 (5)
189–197
DOI:
10.22159/ijap.2021v13i5.41345
キーワード:
ケルセチン
トランスファーソーム
ラット
皮膚沈着
創傷治癒
動物実験
要旨:
ケルセチンを担持したトランスファーソームを設計し、粒子径695.35 nmでゼータ電位が-11.1 mVの球状DDSを新規に得た。トランスファーソームはケルセチンの懸濁液やリポソームと比べて、ラットの皮膚への沈着が著しく向上した。創傷治癒と皮膚中のGSHにはトランスファーソームの有意性を示したが、総酸化能・一酸化窒素・マロンジアルデヒドに差は見られなかった。