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イソラムネチンはサイトカインと酸化ストレスを調節して、コラーゲンが誘発したマウスの関節炎を軽減する

Isorhamnetin attenuates collagen-induced arthritis via modulating cytokines and oxidative stress in mice

著作名:
Xuewen Wang
Wei Zhong
出典:
International Journal of Clinical and Experimental Medicine
2015
8
16536-16542
DOI:
?
キーワード:
コラーゲン
マウス
関節炎
イソラムネチン
抗酸化作用
抗炎症作用
動物実験
要旨:
コラーゲンで惹起したマウスの関節炎を、イソラムネチンが軽減した。イソラムネチンの投与は、悪化した関節炎スコアを用量依存的に改善した。イソラムネチンは関節組織のTNF-α・IL-1β・IL-6・IL-17A・ IL-17Fを減少し、IL-10とIL-35は増大した。イソラムネチンはまた、関節組織のマロンジアルデヒドと過酸化水素を減少した。よって、関節炎の改善は、サイトカインと酸化ストレスの調節に基づく。