ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは塩化アルミニウムがキイロショウジョウバエに誘発した神経毒性を調節する

Quercetin-Supplemented Diet Modulates Aluminum Chloride-Induced Neurotoxicity in Fruit Flies

著作名:
J. A. Saliu
N. G. Areola
O. B. Ogunsuyi
出典:
African Journal of Applied Research
2022
8
85–96
DOI:
10.26437.ajar.03.2022.6
キーワード:
塩化アルミニウム
キイロショウジョウバエ
ケルセチン
神経保護
動物実験
要旨:
40 mMの濃度で塩化アルミニウムを添加した餌で飼育したキイロショウジョウバエは、無添加群と比べて、生存率が50%減少した。また、虫のすりつぶしは、アセチルコリンエステラーゼ・ブチリルコリンエステラーゼ・モノアミン酸化酵素の各活性が上昇した。しかし、ケルセチンを共添加した餌では、用量依存的に生存率を改善し、神経毒性の原因酵素3種の活性を低下させた。