勃起不全の治療における高麗人参・ルチン・モリンガの有効性: システマティックレビュー
Effectiveness of Ginseng, Rutin and Moringa for the Treatment of Erectile Dysfunction: A Systematic Review
- 著作名：
- Giacomo Rebez
- Paolo Capogrosso
- Luca Boeri
- Michele Rizzo
- Carlos Miacola
- Tommaso Cai
- Fabrizio Palumbo
- Ilaria Ortensi
- Carlo Ceruti
- Stefano Lauretti
- Marco Bitelli
- Giovanni Liguori
- Danilo Di Trapani
- Alessandro Palmieri
- on behalf of the Italian Society of Andrology
- 出典：
- Uro
- 2022
- 2
- 65-73
- DOI：
- 10.3390/uro2020009
- 要旨：
- 勃起不全の治療における、高麗人参・ルチン・モリンガの有効性のシステマティックレビュー。各種データベースにて“Erectile Dysfunction”; “Erectile Function”; “Male Sexual Function”; “Ginseng”; “Rutin”; “Moringa”をキーワード検索して1次ヒット146件を得た。重複分・総説・学会の予稿集・アブストラクトが英語でない論文を除外して2次ヒット67件を得た。臨床研究・コホート研究・症例研究の12件を選び出し、英語以外の論文5件を除外して、計7件の論文を対象にシステマティックレビューを行った。7件は全て、無作為化比較対照でデザインされ、ルチン単独とモリンガ単独の例はなかった。7件全てにおいて、高麗人参の摂取は、対照と比べて勃起不全を改善した。7件の内6件にて、国際勃起機能スコア(IIEF)を指標としており、統計的な有意差を得ている。