ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ヒト由来骨芽細胞FOB1.19細胞株にて、ケルセチンはオステリックスおよびオステオカルシンを増強する

Effect of osterix and osteocalcin enhancement by quercetin on osteoblast hFOB 1.19 cell line

著作名:
Agnis Pondineka Ria Aditama
Burhan Ma’arif
Faisal Akhmal Muslikh
出典:
International Journal of Applied Pharmaceutics
2022
14 (1)
32–35
DOI:
10.22159/ijap.2022.v14s1.07
キーワード:
骨芽細胞
hFOB1.19
ケルセチン
TNF-α
オステリックス
オステオカルシン
要旨:
女性ホルモン様の働きをするケルセチンが、エストロゲンの欠乏による骨粗鬆症に効果を示すという仮説を、ヒト由来骨芽細胞株hFOB1.19を用いて検証した。同細胞の培地にTNF-αを加えて、エストロゲンの欠乏状態のシミュレーションとした。ケルセチンの添加は、骨形成における転写因子オステリックスと、骨の非コラーゲン性蛋白質オステオカルシンの発現を顕著に上昇した。