ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは下垂体でのプロラクチン産出を刺激して、産後マウスの乳汁分泌不全を改善する

Quercetin improves postpartum hypogalactia in milk-deficient mice via stimulating prolactin production in pituitary gland

著作名:
Man Lin
Na Wang
Bei Yao
Yao Zhong
Yan Lin
Tianhui You
出典:
Phytotherapy Research
2018
32
1511-1520
DOI:
10.1002/ptr.6079
キーワード:
産後マウス
乳汁分泌不全
ケルセチン
乳腺
プロラクチン
動物実験
要旨:
産後マウスにブロモクリプチンで惹起した乳汁分泌不全を、ケルセチンが効果的に改善した。ケルセチンの投与は、乳腺の働きを活性化し、乳汁分泌を促した。ケルセチンは女性ホルモンと類似した挙動を示し、プロラクチンの分泌を促進して乳腺へ蓄積させた。