代謝性疾患に関するケルセチンの治療効果と作用機序: 薬理学データと臨床エビデンス
The Therapeutic Effects and Mechanisms of Quercetin on Metabolic Diseases: Pharmacological Data and Clinical Evidence
- 出典:
- Oxidative Medicine and Cellular Longevity
- 2021
- 2021
- 6678662
- DOI:
- 10.1155/2021/6678662
- キーワード:
- 総説
- ケルセチン
- 糖尿病
- 脂質異常症
- 非アルコール性脂肪肝疾患
- 要旨:
- 糖尿病・脂質異常症・非アルコール性脂肪肝疾患 (NAFLD)に対する、ケルセチンの効果を報告した論文をまとめた総説。まず、ケルセチンのバイオアベイラビリティを論じる。その後、3疾患ごとに章分けして、動物実験のデータを中心にケルセチンの治療メカニズムを詳細に述べている。数は少ないが、臨床研究の論文(糖尿病3件、脂質異常症2件、NAFLD2件)も取上げて、その概要を紹介している。