ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

肥満モデルラットの心組織と血清パラメーターにおける、ケルセチン投与の効果

The Effects of Quercetin Administration on Heart Tissue and Serum Parameters in the Rats with Experimental Obesity

著作名:
Cihan GÜR
Seçkin ÖZKANLAR
Semin GEDİKLİ
Emin ŞENGÜL
Volkan GELEN
Adem KARA
出典:
Eurasian Journal of Molecular and Biochemical Sciences
2022
1
16-21
DOI:
10.54672/ejmbs.2022.316.5
キーワード:
肥満
ラット
ケルセチン
心保護
アポトーシス
動物実験
要旨:
高脂肪食で惹起した肥満ラットにケルセチンを投与すると、血中の中性脂肪・総コレステロール・LDL・トロポニン-Iが大幅に減少し、HDLは増大した。心組織のBaxおよびBcl-2陽性細胞の分析結果は、ケルセチン投与によるアポトーシス細胞密度の減少を示した。以上の結果は、肥満がもたらす心損傷のケルセチンによる回復を示唆した。