感染したヒトから分離した大腸菌およびミラビリス変形菌株に対する、抗生物質ゲンタマイシンおよびセフトリアキソンと組合せた食物性ルチンとケルセチンの抗菌相乗効果: 食品と医薬品の相互作用
Antimicrobial synergistic effects of dietary flavonoids rutin and quercetin in combination with antibiotics gentamicin and ceftriaxone against E. coli (MDR) and P. mirabilis (XDR) strains isolated from human infections: Implications for food–medicine interactions
- 著作名:
- Tarig M.S. Alnour
- Eltayib H. Ahmed-Abakur
- Elmutuz H. Elssaig
- Faisel M. Abuduhier
- Mohammad Fahad Ullah
- 出典:
- Italian Journal of Food Science
- 2022
- 34
- 34–42
- DOI:
- 10.15586/ijfs.v34i2.2196
- 要旨:
- 抗生物質(ゲンタマイシンおよびセフトリアキソン)とフラボノイド(ルチンおよびケルセチン)との組合せ4通りの、多剤耐性菌に対する効果を評価した。いずれも大腸菌およびミラビリス変形菌株には抗生物質の単独投与時よりも優れた効果を示したが、肺炎桿菌には無効であった。組合せによる増強効果をルチンとケルセチンとで比較すると、ケルセチンの方が優れていた。