ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンのナノ製剤: UVが誘発した皮膚損傷を治療する有望な植物由来天然物

Nanoformulations of quercetin: a potential phytochemical for the treatment of UV radiation induced skin damages

著作名:
Nancy Tripathi
Surajpal Verma
Manish Vyas
Narendra Singh Yadav
Subhajit Gain
Gopal Lal Khatik
出典:
Brazilian Journal of Pharmaceutical Sciences
2022
58
e18744
DOI:
10.1590/s2175-97902020000118744
キーワード:
総説
ケルセチン
ナノ製剤
皮膚損傷
UV
要旨:
ケルセチンのナノ製剤の、UVによる皮膚損傷に対する効果をまとめた総説。イントロ代わりにフラボノイドの概要と構造による分類に言及して、ケルセチンの位置を明確にする。次いで、UV特にB波による皮膚損傷のメカニズムと、対するフラボノイドの作用を論じる。本論では、ナノ脂質・ナノ小胞・メソポーラスシリカナノ粒子・ナノ懸濁液・セラミドリポソーム-ヒドロゲル複合体・ポリマーナノ粒子・変形性リポソームに章分けして、物性評価とvitro実験の論文を整理した。