ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

造影剤がラットに誘発した腎症に対する、ホウ酸とケルセチンの効果

The effects of boric acid and quercetin on contrast media-induced nephropathy in rats

著作名:
Kenan Yilmaz
Selcuk Yazici
Teoman Ozcan
Eren Altun
出典:
Brazilian Journal of Pharmaceutical Sciences
2022
58
e19246
DOI:
10.1590/s2175-97902022e19246
キーワード:
ラット
ケルセチン
ホウ酸
腎保護
動物実験
要旨:
造影剤を注射したラットは、腎管の壊死を誘発し、血中の尿素・クレアチニン・硝酸イオン・亜硝酸イオンが上昇した。しかし、ケルセチンとホウ酸の組合せを予め投与すると、造影剤の処置後も正常状態をキープした。なお、ホウ酸の単独投与では効果がなく、ケルセチンの単独投与のデータには言及がない。