ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

カルボキシメチルセルロースが安定化するケルセチンを担持した銀ナノ粒子の抗菌および抗バイオフィルム活性と、土壌呼吸および酵素への影響

Antibacterial and Antibiofilm Activity of Carboxymethyl Cellulose Stabilized Silver Nanoparticles Synthesized using Quercetin and Their Effects on Soil Respiration and Enzymes

著作名:
Fatih Erci
出典:
Geomicrobiology Journal
2022
39
679-688
DOI:
10.1080/01490451.2022.2066228
キーワード:
ケルセチン
銀ナノ粒子
抗菌活性
バイオフィルム
エキソ酵素
要旨:
ケルセチンを担持した銀ナノ粒子を新規に設計した。カルボキシメチルセルロースを添加して、粒径が27 nmでゼータ電位が−59.4 mVのナノ粒子を得た。ナノ粒子は、グラム陽性菌と陰性菌の両方に抗菌活性を示し、黄色ブドウ球菌のバイオフィルムの形成を阻止した。ナノ粒子はまた、暴露時間依存的に、土壌中のエキソ酵素を阻害した。