ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはブタ末梢血多形核細胞の走化性活性を低下する

Quercetin Reduces Chemotactic Activity of Porcine Peripheral Blood Polymorphonuclear Cells

著作名:
Gyeong-Rok Hwa
Changhwan Ahn
Hakhyun Kim
Byeong-Teck Kang
Eui-Bae Jeung
Mhan-Pyo Yang
出典:
Journal of Veterinary Clinics
2022
39
51-58
DOI:
10.17555/jvc.2022.39.2.51
キーワード:
末梢血多形核細胞
リポ多糖
走化
IL-8
ケルセチン
Fアクチン
要旨:
ブタ由来の末梢血多形核細胞をリポ多糖で刺激すると、その毒性から逃げるべく走化が起こり、同時にIL-8が上昇する。ケルセチンを添加すると、走化を濃度依存的に抑制し、IL-8の発現をRNAレベルで下方調節した。末梢血多形核細胞をIL-8で刺激すると、総Fアクチンが上昇したが、ケルセチンはこれも抑制した。