ジヒドロプテロイン酸合成酵素を標的とするスウェルチアマリンとケルセチンの抗菌性評価と分子ドッキング研究
Antimicrobial evaluation and molecular docking studies of Swertiamarin and Quercetin targeting dihydropteroate synthase enzyme
- 出典:
- Advances in Traditional Medicine
- 2022
- 22
- 845–851
- DOI:
- 10.1007/s13596-022-00643-5
- 要旨:
- スウェルチアマリン(センブリの活性成分)とケルセチンの抗菌活性を、大腸菌・肺炎桿菌・ミラビリス変形菌・メチシリン耐性黄色ブドウ球菌・緑膿菌・カンジダ真菌で評価した。両者とも2.5 µg/mL以下の濃度で効力を示したが、両者を組合せると効果は相乗的に増強された。分子ドッキングの結果、スウェルチアマリンもケルセチンも共に、ジヒドロプテロイン酸合成酵素3TYCに高い親和性を示した。