関節リウマチの女性の血漿酸化状態・C反応性蛋白質・血圧に対するケルセチンの効果
The Effect of Quercetin on Plasma Oxidative Status, C‑Reactive Protein and Blood Pressure in Women with Rheumatoid Arthritis
- 著作名:
- Fatemeh Javadi
- Shahryar Eghtesadi
- Arman Ahmadzadeh
- Naheed Aryaeian
- Mozhdeh Zabihiyeganeh
- Abbas Rahimi Foroushani
- Shima Jazayeri
- 出典:
- International Journal of Preventive Medicine
- 2014
- 5
- 293-301
- DOI:
- ?
- 要旨:
- 19~70歳の女性関節リウマチ患者40名を対象とする、ケルセチンの効果を検証した臨床研究。被験者をランダムに2群に分け、20名はケルセチン500 mg/dayを8週間服用し、残る20名は対照群としてプラセボを服用した。血中の総抗酸化能・酸化されたLDL・マロンジアルデヒド・C反応性蛋白質の投与前後の変化には、両群間に差を認めなかった。また、収縮期・拡張期ともに血圧の群間差も観察されなかった。よって、ケルセチンの関節リウマチに対する効果は否定された。