ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンがHepG2細胞に誘導するアポトーシスと、計算化学に基づくカスパーゼ-3阻害剤としてのケルセチン誘導体の同定

Quercetin-induced apoptosis in HepG2 cells and identification of quercetin derivatives as potent inhibitors for Caspase-3 through computational methods

要旨:
ケルセチンはヒト由来肝癌細胞HepG2に、50 µg/mLのIC50値を示した。その抗癌活性は、カスパーゼ-3活性が媒介するアポトーシスに基づく。カスパーゼ-3の阻害物質を分子ドッキングにて探索したところ、化合物ChEMBL_38464・ChEMBL_501025・ChEMBL_525002に、同酵素との高い親和性が予測された。