ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

乳癌細胞への毒性を増強する、混合ナノミセルへのケルセチンの担持

Encapsulation of Quercetin in a Mixed Nanomicellar System to Enhance its Cytotoxicity against Breast Cancer Cells

著作名:
Reza Davarnejad
Kiyana Layeghy
Meysam Soleymani
Arvin Ayazi
出典:
Chemical Engineering & Technology
2022
45
1100-1105
DOI:
10.1002/ceat.202200025
キーワード:
非イオン性界面活性剤
Pluronic F-127
Tween 80
混合ナノミセル
ケルセチン
乳癌
要旨:
非イオン性界面活性剤Pluronic F-127およびTween 80を用いる混合ナノミセルに、ケルセチンを担持して、乳癌細胞への送達効率を改善した。界面活性剤の混合比率を最適化した結果、持続的なケルセチンの放出を実現した。新規ナノミセルは、フリーのケルセチンと比較して乳癌細胞に対するIC50値が、約半分を記録した。