ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

リポ多糖が誘発した妊娠高血圧腎症ラットモデルにて、ケルセチンはアスピリンの抗炎症効果を増強する

Natural flavonoid quercetin enhances the anti-inflammatory effects of aspirin in a preeclampsia-like rat model induced by lipopolysaccharide

著作名:
Dan Chen
Shuangyan Yang
Jie Ding
Ailing Liu
出典:
Current Molecular Medicine
2023
23
425-432
DOI:
10.2174/1566524022666220513111637
キーワード:
妊娠高血圧腎症
ラット
アスピリン
ケルセチン
抗炎症作用
相乗効果
動物実験
要旨:
妊娠したラットにアスピリン、ケルセチン、両者の組合せのいずれかを予め投与した後、リポ多糖を注射した。 その結果、組合せはアスピリン単独投与時と比べて顕著に、収縮期血圧と蛋白尿を低下した。組合せはまた、炎症誘導性サイトカインの低下とM1型マクロファージの極性化阻害に関しても、アスピリンの効果を増強した。