子宮内膜症に対するクルクミン・ケルセチン・レスベラトロールの影響: システマティックレビュー
Impact of curcumin, quercetin, or resveratrol on the pathophysiology of endometriosis: A systematic review
- 出典:
- Phytotherapy Research
- 2022
- 36
- 2416-2433
- DOI:
- 10.1002/ptr.7464
- 要旨:
- 子宮内膜症に対するクルクミン・ケルセチン・レスベラトロールの効果のシステマティックレビュー。各種データベースを検索して得たヒットより、臨床研究を含む30件の論文を選定した。主な作用メカニズムは、炎症・酸化ストレス・細胞増殖・細胞浸潤および接着・アポトーシス・血管新生・グルコースおよび脂質代謝が標的となる。クルクミン・ケルセチン・レスベラトロールは、子宮内膜症の治療に有益であることが示されたが、更なるエビデンスの強化には臨床試験が必要である。