シラネアザミの主成分であるルチンは、D-ガラクトースに起因するマウスの老化を弱める
Rutin, a Flavonoid That Is a Main Component of Saussurea involucrata, Attenuates the Senescence Effect in D-Galactose Aging Mouse Model
- 著作名:
- Ying-Chen Yang
- Hsueh-Yi Lin
- Kang-Yi Su
- Chien-Hsu Chen
- Yung-Lung Yu
- Chai-Ching Lin
- Sung-Liang Yu
- Hong-Young Yan
- Kuo-Jung Su
- Yi-Lin Sophia Chen
- 出典:
- Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine
- 2012
- 2012
- 980276
- DOI:
- 10.1155/2012/980276
- 要旨:
- D-ガラクトースで惹起した老化マウスモデルにおいて、ルチンは改善効果を示した。マウスに6週間ルチンを投与した後、D-ガラクトースで処置をした。ルチン群は対照群と比べて顕著にSODおよびGPx活性が上昇し、マロンジアルデヒドは減少した。D-ガラクトースはカスパーゼ-3とPARPの切断をもたらしたが、ルチンの投与で抑制した。ルチンはまた、NF-κBの下方調節を介してCOX-2の発現を抑制した結果、過酸化脂質を減少した。よって、ルチンの抗酸化作用は、D-ガラクトースが誘発する老化に対して強力な防止効果を発揮した。