ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

カフェイン・クマリン・ケルセチン処置したHepG2細胞の応答を、定量リン酸化プロテオミクス解析で解明する

Quantitative phosphoproteomics reveal cellular responses from caffeine, coumarin and quercetin in treated HepG2 cells

要旨:
HepG2細胞をカフェイン・クマリン・ケルセチンで処置すると、それぞれ69, 44, 12種類のシグナル伝達に変化が起きた。その内9種の経路に、11種の同時応答キナーゼが関与していた。同定された同時応答キナーゼの中で、CDK1・MAPK1・MAPK3は、細胞サイクルおよびインスリンシグナル伝達経路において重要な役割を果たした。