ケルセチンの発癌予防能力に対する、慢性的で予測不可能なストレスの影響
Effect of chronic unpredictable stress on the chemopreventive potential of Quercetin in experimental carcinogenesis
- 出典:
- Toxicology and Environmental Health Sciences
- 2022
- 14
- 213–222
- DOI:
- 10.1007/s13530-022-00132-x
- 要旨:
- 発癌性物質7,12-ジメチルベンズ[a]アントラセンおよび発癌促進物質12-O-テトラデカノイルホルボール 13-アセタートを塗布して、マウスに皮膚癌を誘発した。ケルセチンの投与は、抗酸化状態を高め、脂質過酸化とDNA損傷を減少して、腫瘍の発生率を有意に減少した。しかし、ケルセチンの投与前に、慢性的で予測不可能なストレスを与えたマウスでは、発癌予防効果が減少した。