授乳中マウスのカドミウム曝露は、F1世代に学習および記憶障害を引起こす: ケルセチンによる改善
Cadmium exposure during lactation causes learning and memory-impairment in F1 generation mice: amelioration by quercetin
- 著作名:
- Sumita Halder
- Rajarshi Kar
- Vikas Galav
- Ashish K. Mehta
- Swapan K. Bhattacharya
- Pramod K. Mediratta
- Basu D. Banerjee
- 出典:
- Drug and Chemical Toxicology
- 2016
- 39
- 272-278
- DOI:
- 10.3109/01480545.2015.1092042
- 要旨:
- 授乳中のメスマウスにカドミウムを7日連続して投与すると、新生児に学習および記憶障害を誘発した。子マウスの受動回避試験スコアの顕著な低下は、学習障害を示唆したが、ケルセチンの投与でスコアは向上した。また、モリスの水迷路のスコアも低下して、空間的な記憶障害を示したが、ケルセチンの投与により改善した。ケルセチンは、脳組織のマロンジアルデヒドを大幅に減少した。