多発性硬化症のラットモデルにて、ケルセチンはフリーラジカルによる損傷を改善する
Effects of Quercetin on Improving the Damage Caused by Free Radicals in the Rat Models of Multiple Sclerosis
- 出典:
- Iranian South Medical Journal
- 2019
- 22
- 1-15
- DOI:
- 10.29252/ismj.22.1.1
- 要旨:
- 多発性硬化症のモデルとしての実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)ラットを用いて、ケルセチンの薬効を評価した。モルモットの脊髄ホモジネートにてEAEを惹起して、ケルセチン処置の有無を比較した。EAEがもたらした、血中ミエロペルオキシダーゼ活性およびNOレベルの上昇と、脳組織における過酸化脂質の増大は、ケルセチンが改善した。