ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ジエチルニトロサミンが誘発したマウスの肝細胞癌に対するイソケルセチンの改善効果

Possible ameliorating effect of isoquercetin on diethylnitrosamine-induced hepatocellular carcinoma in albino mice

著作名:
Kholoud A. Omran
Yomna I. Mahmoud
Asmaa A. Mahmoud
Nagui H. Fares
出典:
Egyptian Journal of Basic and Applied Sciences
2022
9
264-279
DOI:
10.1080/2314808X.2022.2079843
キーワード:
マウス
肝細胞癌
イソケルセチン
生存率
動物実験
要旨:
マウスにジエチルニトロサミンと四塩化炭素を投与して、肝細胞癌を惹起した。その後、イソケルセチンを投与すると、肝臓の構造と機能を改善した。イソケルセチンは生存率を改善し、腫瘍マーカーのAFPと肝結節の数を大幅に低減して、肝細胞癌のステージを下げた。イソケルセチンはまた、腫瘍抑制蛋白質p53を増加し、マロンジアルデヒド・増殖細胞核抗原・血管内皮増殖因子は低減した。