ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ダサチニブとケルセチンの組合せによる老化細胞除去剤は、加齢に伴うマウスの椎間板変性症を改善する

Long-term treatment with senolytic drugs Dasatinib and Quercetin ameliorates age-dependent intervertebral disc degeneration in mice

要旨:
ケルセチンと抗癌剤ダサチニブとの共投与が、加齢に伴う椎間板変性症を予防するか、マウスで検証した。6, 14, 18月齢のマウスを対象にして、23月齢になるまでの経過観察を行った。6または14月齢で投与を開始したマウスは、椎間板変性の発症が減ると同時に、各種老化マーカー(p16INK4a、p19ARF、SASP)が著しく減少し、IL-6とMMP-13も減少した。