ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチン・ペリリルアルコール・ベルベリンは、肺動脈性肺高血圧症モデルにおける右室障害を改善する: miR-204・miR-27a・線維性因子・アポトーシス因子・炎症因子への影響

Quercetin, Perillyl Alcohol, and Berberine Ameliorate Right Ventricular Disorders in Experimental Pulmonary Arterial Hypertension: Effects on miR-204, miR-27a, Fibrotic, Apoptotic, and Inflammatory Factors

要旨:
モノクロタリンでラットに肺動脈性肺高血圧症を惹起した後、ケルセチン・ペリリルアルコール・ベルベリンを投与した。モノクロタリンがもたらしたmiR-204・総抗酸化能・抗アポトーシス性Bcl-2の減少は、3剤共に顕著に回復した。右室で増大したTNF-α・IL-6・マロンジアルデヒドも、3剤共に減少した。miR-27aの発現は、モノクロタリンも3剤も影響を与えなかった。