ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは、凍結または冷凍保存したヒト由来羊膜の抗酸化および再生特性を改善する

The Use of Quercetin to Improve the Antioxidant and Regenerative Properties of Frozen or Cryopreserved Human Amniotic Membrane

要旨:
ヒト由来羊膜は、再生医療のツールとして期待されているが、その保存条件による劣化が懸念されている。凍結(-80℃)または冷凍(-150℃)保存された羊膜の抗酸化および再生特性を改善するために、ケルセチンが利用できないか検討した。ケルセチンは、両方の温度で羊膜組織の構造と生存率を変化させずに維持しながら、マロンジアルデヒドの上昇を抑制して酸化的損傷を軽減した。