ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

リポ多糖がブタ腸細胞に誘発した炎症における、ケルセチン・ケルセチンの3-O-メチル誘導体・ラムナジンの影響

The Impact of Quercetin and Its Methylated Derivatives 3-O-Methylquercetin and Rhamnazin in Lipopolysaccharide-Induced Inflammation in Porcine Intestinal Cells

要旨:
リポ多糖でブタ由来空腸細胞IPEC-J2を刺激した際の、ケルセチン・ケルセチンの3-O-メチル誘導体・ラムナジンの影響を調べた。リポ多糖による細胞内の活性酸素種の上昇とIL-6の産出は、3種とも有意に抑制した。リポ多糖は細胞層の透過性を増加してバリア機能不全を誘発したが、3種フラボノイドの同時処理を行うと、変化を認めなかった。